明白な理由も無く、サンプル再生が
まず、各パートのポリフォニー (発音数)設定を確認します。(MainのEdit画面右下のPLAYセクション) もし、各パートの発音数がMIDIデータに対して十分な値に設定されているならば、次にどの程度の量のサンプル(音色)をUVI Workstationに読込んでいるのかを確認します。UVI Workstationのメモリ消費量は、画面上の"MULTI"の項目に表示されます。通常、コンピュータに実装されているRAMメモリ量の70%程度が、アプリケーションが使用できるメモリ量とされています。つまり、ご使用のコンピュータに1GBのRAMメモリが搭載されている場合、最大で約700MB程度が、UVI Workstationで使用可能でこの値が、UVI Workstationで安定動作する限界の目安となります。もし、いくつかのパートのディスクストリーミングがオフになっている場合、これをオンにすることは有効な問題解決策です。UVI Workstationは、RAMメモリ消費を最小限に抑えるためにこの機能を搭載しています。(通常、音色を新規に読込んだ際はオンになっています。)
もちろん、UVI Workstationではそれ以上の容量のプリセットの読込みに対応しています。しかし、実装メモリの範囲を超えた使用は、コンピュータの劇的なパフォーマンス低下につながります。これはコンピュータ(OS)がメモリ範囲を超えて使用した場合のエラーを"仮想メモリ"という技術で回避しているために可能になっています。この技術は実装メモリでは不足するメモリ量を、ハードディスクの一部の領域を目メモリとして使用します。この技術によって、コンピュータのシステムはその黎明期よりも遥かに安定するようになりました。しかしながら、ハードディスクのデータ転送速度はRAMメモリと比較して非常に遅いです。それ故にこの技術が作動すると、システム全体の処理速度が低下し、UVI Workstationに限らず、音楽制作をおこなうアプリケーションにとって満足いくパフォーマンスが得られなくなります。従いまして、実装RAMメモリ内でのご使用をおすすめいたします。
仮想メモリの技術は、Mac OS Xでも Windowsでも搭載されています。具体的な動作などはシステムの仕様によってことなりますが、どちらのシステム環境においても同じことが言えます。
UVI Workstationをプラグインとしてご使用の際、ホストアプリケーションや他のプラグインでもRAMメモリを消費しますので、合計で実装メモリの70%程度にとどめることをおすすめします。また、UVI Workstation単体でも、プラグインとしてでも、現在のほとんどのコンピュータシステムは、32bit処理ですので、実装メモリが4GB以上であっても、1つのアプリケーションで扱えるメモリ量は4GBが上限となっています。プラグインとして使用した場合でも、ホストアプリケーションとその他のプラグインと合計で4GBが上限となります。




